おたけカンタービレ

 

 

「のだめカンタービレ」inパリ前後編観て泣きじゃくったおたけです。

定期的に来るこの周期。身体がのだめを欲する時期があるのです。もうね、のだめが悲しそうな顔するとね、アウト。涙腺ゆるゆるしちゃって、のだめとともに涙が止まらない。何故ゆえ、こんなにものだめで泣くのか・・・?

 

多分、自分に重なる部分が多々、あるんでしょうね。のだめシンパシー。部屋がぐっちゃぐちゃに汚いだとか、ストーキングする変態行為とか、馬鹿なところとか、九州出身で怒ると九州弁丸出しで田舎臭いとことか。のだめは音楽だけど、わたしは絵で、何度も失敗しつつも、諦められないものを持ってるとことかも強い。のだめはもともと「楽しくピアノを弾きたい、卒業したら幼稚園の先生になって、子供達と遊びたい」ってとこも、わたしももともとは絵がなかったら幼稚園の先生になりたいなーって思っていた時期もあったのです。9歳、歳の離れた弟が居まして、その子守はずっとわたしが見ていたので、楽しかったんですね。もちろん、楽しいことばかりじゃ全然ないけど、それを差し引いても、やっぱり楽しかった。弟が保育園に通っていた時は母親の代わりに毎日迎えに行って、ほかの子供達とわ~きゃ~遊ぶのも楽しかった。

 

のだめは千秋先輩を好きになってそれを追い掛ける形でピアノの道へ行くのも、純粋でいいなぁって思う。なにも、有名になりたいだとか、それで食べて生きたいだとか、そういうのじゃないところがいい。わたしはそこはのだめとはまるっきり逆なんだけど、そういう夢の追い掛けかたもいいなぁって、羨ましい。

 

そういう、目標とする存在が身近にいて、尚且つ仲間にも恵まれてるのだめは凄く毎日が楽しそう。そう、なにより、好きなものがあって、好きな人がいて、好きな仲間がいる。こんなに恵まれている環境もなかなかないですよ。幸せな人生ですよ。のだめがそんな恵まれた環境にいるのも、のだめの人柄なんだろうなぁと思っちゃいます。

 

ある程度の技術や技法を身に付けたあと、何が重要かというと、やっぱり、そのひと自身の人柄ですよ。人柄が見えるものじゃなきゃ、わたしは信用したくないなぁと思います。